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明治38年に既にPHSの原型があった
自動車電話や携帯電話はここ数年急激に普及している。
また、機種も日進月歩で、どんどん新製品が登場している。
郵政省の調べによると、平成9年(1997)6月末現在で、自動車電話、携帯電話の加入者は約2,300万人台を突破とのことだ。
さて、移動体通信というと、最先端の情報通信手段のイメージが強いが、このデビューは意外に古く、明治38年(1905)5月27日から28日にかけておこなわれた日露戦争中の最大の海戦、「日本海海戦」のときに既に使われている。
日本海海戦で、陸海ともに敗退を重ねていたロシア軍は、バルチック艦隊を喜望峰経由でウラジオストックに向かわせていた。
しかしそのとき、日本軍の指揮をとっていた司令長官、東郷平八郎の率いる艦隊がバルチック艦隊を対馬沖で迎撃し、壊滅的な打撃を与えた。
その勝因となったのが、東郷平八郎が使った無線電話。いまでいうPHSである。
その後、日本の情報通信技術の進歩発展はめざましく、平成5年(1993)春には、第2世代コードレス電話システムのPHP(パーソナル・ハンディホン)が登場するまでになったのである。
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